令和5年度 産学連携セミナーを開催します。〈終了〉
研究機関や企業を含む地域社会との情報交換を通して地域理解を深め、融合研究や新規事業創出、技術革新などの機会提供を目的とするセミナーです。
開催概要
日 時 2024年3月18日(月) 9:30~11:30
会 場 鶴岡市先端研究産業支援センター F棟1階 会議室1
内 容
『ブドウ栽培とワイン醸造における科学と技術』
講演1「Vinoble Vineyardのワイン造りについて」
講師:株式会社Vinoble Vineyard 代表取締役 横町 崇 氏
講演2「Cfa(温帯湿潤気候、夏高温)でのブドウ栽培とワイン醸造」
講師:株式会社マルキョー 代表取締役 増子 敬公 氏
講演3「Art & Science but BusinessとしてのViticulture」
講師:東京農業大学バイオロボティクス研究室 客員教授 西岡 一洋 氏
受講料 無料 (定員:30名)
講座概要
講演1
弊社はブドウ栽培設備の設計施工、接木苗の生産、ブドウ栽培、ワイン醸造を行っている日本でも珍しいワイナリーです。その取り組みの一つとして、日本にこれまでなかった品種の輸入や育成、クローン管理などを行っています。これらの取り組みやこれからの課題についてお話します。
講演2
栃木県足利市は関東平野北端に位置し、今現在、世界のワイン産地の温暖化想定値(2050年予想数値)を超えています。この条件で高品質なワイン用ブドウの栽培は可能か?同時に化学農薬の使用量の削減は可能か?また、この地で収穫されたブドウから高品質ワインの醸造は可能かどうかの試験的、実証的ワイナリーと位置づけています。将来の労働人口の減少、働き方改革の対応として、弱小ワイナリーは、IoT等の利用はどの程度可能なのか例を挙げてお話します。
講演3
日本でも海外に遅れてワインブドウ生産のスマート農業化が始まりをみせつつあります。しかし、果たして規模経営に突入できていない日本の経営規模に合った必要な技術なのだろうか?アカデミアは現場に必要な技術開発ができているのだろうか?アカデミアとワインブドウ生産現場に股を掛ける身として、今後の日本のViticultureの発展に必要な技術、仕組みについて考えます。
◇主催:鶴岡工業高等専門学校 鶴岡高専技術振興会
■申込方法
チラシ裏面の申込書の内容をE-mail、FAX、電話のいずれかでご連絡ください。
申込締切:3月14日(木)
■お申込み・お問合せ先
(独)国立高等専門学校機構
鶴岡工業高等専門学校 総務課 企画・連携係
TEL: 0235-25-9453 FAX: 0235-24-1840
E-mail: kikaku@tsuruoka-nct.ac.jp