令和7年度 鶴岡高専技術振興会 会長賞表彰

2026年3月12日(木)、鶴岡市役所庁議室において、鶴岡高専技術振興会会長表彰(会長賞)の表彰式が行われました。この表彰は鶴岡工業高等専門学校の学生のうち、学術研究や産学・地域連携活動、課外活動等において特にすばらしい業績をあげられた個人及び団体に贈られるもので、今年で14回目となります。
このたび、鶴岡工業高等専門学校から推薦を受けた、2個人、2団体について審査をしたところ、表彰にふさわしいと認められ、佐藤市長より表彰状と記念品が授与されました。

車いす移乗補助装置『スマートリフター』を開発、福祉機器コンテスト最終選考へ
 荒生光希さんは、介護現場の負担軽減を目的に、車いす用移乗補助装置の研究開発に取り組まれました。既存の車いすに後付けできるアタッチメント型の機器として、「スマートリフター」をゼロベースで開発し、福祉機器コンテスト2024では最終選考まで進出されました。さらに専攻科生研究発表会では優秀ポスター賞も受賞されるなど、研究成果の実装力と発信力が高く評価されました。

操作インターフェース研究で学会・最優秀発表賞を受賞
 髙田遥菜さんは、手足の不自由な方の自立支援につながる操作デバイスの研究に取り組まれました。頭部の動きでカーソルを操作し、“噛む”動作でクリックを行うインターフェースの開発を進め、日本福祉工学会九州支部大会にて研究発表を行い、最優秀 発表賞を受賞されています。電動ベッドや電動車いす等への応用が期待される先進的な取組です。

高専デザコン2025(プレデザコン部門)で優秀賞
 AMデザイン部プレデザコン部門チームは、2025年11月に福井県で開催された全国高等専門学校デザインコンペティション2025(高専デザコン)のプレデザコン部門において、作品「創造の錦衣(そうぞうのにしきごろも)」で優秀賞を受賞しました。テーマ「織りなせ!アイデアとデザイン」のもと、3Dプリンターを活用してアイデアとデザインを短期間で形にする力が問われる中、企画から設計・製作までをやり切り、高い評価につながりました。

県『輝く県民活躍大賞』受賞、飛島で技術ボランティア継続
 サービス・デザイン部は、地域課題の解決に向けた活動を継続的に行っております。学生が高専で培った技術力を地域社会へ還元する「テクノ・パラメディック」の理念のもと、県内唯一の離島である酒田市飛島地区を舞台に、技術提供型ボランティアとして長年にわたり活動してきました。今年度は企業4社からの寄附も得て活動を充実させ、こうした継続的な取組が高く評価され、山形県の「2025輝く県民活躍大賞(ジュニア・ユース部門)」を受賞されています。さらに、2026年2月には、「鶴岡市民憲章 青少年実行顕彰実行賞」を受賞するなど、地域を支える実践活動として注目されています。