2022市民サロン 第1講を開催します。〈終了〉

 鶴岡高専と地域内の研究機関等から講師を招き、専門分野の最新情報をわかりやすく提供する市民サロン、第1講は、「庄内の観光・文化・歴史から見えてくるアフターコロナ」と題して、私たちを長い間悩ませ続けている新型コロナウイルス感染症パンデミックに対し、どのように立ち向かい克服していくべきか、これまでの取り組みや、歴史上の疫病の例を見ながら考えていきます。

開催概要

日 時:2022年10月30日(日)10:00~11:30

会 場:鶴岡工業高等専門学校 8号館3階 講義室1・2
受講料:無料

講話1「感染症に強いまちづくり」
    ~これまでのコロナ対応から学ぶ~

     講師 山形県庄内保健所 所長 蘆野 吉和 氏

2020 年から始まった新型コロナウイルス感染症パンデミックは新規感染者数が少なくなってきたとは言え、まだ終息の兆しが見えておりません。その一方で、11 月~12 月には季節性インフルエンザとコロナ(第8 波)の同時流行が予測されており、その状況にどのように対応するのか直面する重要な課題である。
今回、約2 年半以上の長期にわたる大災害とも言える感染症の広がりに、庄内地域は保健所だけでなく市町及び地域医療・介護に関係する組織との連携体制を強化し比較的円滑に対応してきた。その具体的内容とそこからの学びについて紹介し、今後のインフルエンザとの同時流行への対応を含め、新規感染症に地域住民の皆様と一体になった取り組み体制をどのように構築するのかを一緒に考えたい。

講話2「歴史上の疫病に学ぶ」
    ~人々はどう克服してきたか~

     講師 鶴岡高専 創造工学科 基盤教育グループ 教授 山田 充昭 氏

人と人との交流は文化や文明を伝える一方、時として、戦乱や疫病をもたらせます。
歴史上の疫病はいかなるルートで感染拡大し、当時の人々は疫病をどのようにとらえ、克服してきたのか…、我々現代人はそこから何を学ぶべきか…、主に近世における東北地方のコレラ(暴瀉病・コロリ)を材料に考えてみたいと思います。

申込締切:10月25日(火)
     チラシ裏面の申込書に必要事項をご記入のうえ FAX 又は TEL にてお申込みください。

お問い合わせ先:鶴岡高専技術振興会((公財)庄内地域産業振興センター 内)
        山形県鶴岡市末広町3-1(鶴岡駅前マリカ東館3階)
        TEL:0235-23-2200 FAX:0235-23-3615

実行体制 主催:国立高専機構鶴岡高専地域連携センター・鶴岡高専技術振興会
     後援:山形県・鶴岡市・(公財)庄内地域産業振興センター